- 趣味の道具やグッズ。
- 今は使わないけれど、捨てられない大事なもの。
他に
- 夏に使うBBQセット。
- 冬に使うスキー道具。
など。
季節によって収納しておきたいものや、捨てられないものを置いておくのに、物置は大変便利です。
そして
「たぶん置けるだろう」「入るだろう」
というイメージだけで購入して、実際に庭に置いたら
「・・・」
という方もいらっしゃることでしょう。
そこで、今回は物置を買う前に、知っておきたいポイントをご紹介します。
1: 物置の役割を知る

物置があれば、何でもかんでも収納してしまいます。
これは私も経験があります。
しかし、いざ、物置から出そうと思うと出てこない。
という経験もあります。
ですから、まずは物置には、
「どのようなものを入れるのか」
をはっきりさせておきましょう。
- オフシーズンに使わないものを入れておく
- 家の中の収納で使わないから物置へ
大きいものが多いのか、細かなものが多いのかも考えてみましょう。
そして、物置へ入れるものがわかったら、
- 収納したものが見えやすい
- ラックが必要かどうか
- 縦に長い(スキー板とか)ものがある
このような特徴をつかんでおきたいところです。
2: 物置のサイズと強度

物置へ入れるものが決まれば、収納できるサイズを選びましょう。
小さすぎる物置を選ぶと悲劇です。
大きすぎると「まだ入る」とばかりに、いっぱい入れてわからなくなり、出せなくなります。
サイズを選ぶポイントは
「物置の収納量の70%」が入れる量と考えてください。
100%入れてはいけません。30%の余裕が無いと、取り出しできませんし、扉の開け閉めに苦労します。
サイズと一緒に気をつけておきたいのが、強度です。
物置に入れるものが重いため、途中で壊れたとか歪んだといったことが起こると大変です。
また、お住まいの気候によっては、
- 雪に耐えられるもの
- 熱に耐えられるもの
こういった強度も必要になってきます。
物置に入れる量と内容、サイズと強度を正しく選びましょう。
3: 物置の耐久性と予算

物置の素材は、プラスチック、木製、金属製とあります。
素材によって価格も違いますし、耐久性も違います。
木製はデザインもおしゃれですし、耐久性もあり人気の物置です。
ただし、木製なので経年によって腐食する可能性が高くなります。
まめなメンテナンスを必要とするので、DIYが好きな方にはぴったりかもしれません。
日本の物置で一番人気なのは金属製です。
耐久性も高く、強度も高い。
値段も手頃なので人気ですが、デザインは木製に勝てません。
プラスチック製の物置は増えています。
プラスチック製の物置が良いのは、メンテ要らずというところです。
しかし紫外線に弱いため、野外に置いておくと耐久性が下がります。
ある日突然、白くなった部分が「パリッ」って割れることがあります。
このように物置には、3つの素材があります。
そして、今紹介しました順に、価格が変わっていきます。
木製 > 金属製 > プラスチック製
このような価格の順になります。
また、本体だけではなく、物置のメンテナンスにかかる費用や、物置の中に設置するラックなどの費用も一緒に考えておきましょう。
4: 物置をどこに置くのか

さて、サイズや強度、耐久性や予算が決まったところで、もっとも重要なことが残っています。
それは、
「物置をどこに置くのか」
ということです。
屋内に置くということも考えられますね。
屋外に置くのなら、
- 日常で使いやすい場所
- 雨に濡れにくい場所
- 湿気の少ないところ
- 駐車スペースの後ろ
家のデザインや日常の動線を考えて、
「使いやすくて、邪魔にならない」
ところへ設置したいものです。
物置を置く場所によっては、大きすぎると圧迫感を与え、周囲が狭く感じる場合もあります。
置く場所によって、物置のデザインや色が周囲の外構と溶け込まないこともありますから、可能なら外構工事業者へ連絡して、施工事例を見せてもらい参考にするのもおすすめです。
5: 物置の形にこだわる

最後に物置を選ぶとき、見落としやすい部分があります。
それは物置の開口部の形です。
開口部(開け閉めして物を入れたり出したりする部分ですね)の形によって、使いやすく感じたり、また反対に使い辛く感じることがあります。
「引き戸なら使いやすい」ということでもありません。
1枚の引き戸なら、扉が中の物と当たって引っかかると、開くことができなくなります。
これでは使い勝手が良くありませんから、物置を置くスペースに余裕があるなら、左右に開く2枚の引き戸を選ぶなどを考えておきたいです。
また、大人は使えるけれど、子供は届かないから開けられないという扉もありますし、入れたものを出しやすい、上に跳ね上げる「ウィング式」のものもあります。
収納量や設置場所、メインで使う人によって、物置の形を選んでください。
全体のデザインや色に気がいって、一番使い勝手に影響する部分を見落としたまま購入される方も多いです。
ぜひ、物置の形にはこだわってください。
6: まとめ
たかが物置ですが、されど物置です。
一度購入すると、度々買い換える物ではありませんから、使う目的や使い方、設置場所を考えて購入したいものです。
特に物置の扉部分の形は大切です。
小さなお子さんが勝手に開けられないようなものが良いとか、ご家庭によって必要な部分が変わってきます。
「誰が物置を開け閉めするのか」
「誰が物置を開け閉めできないのか」
購入前に、もう一度考えてみてくださいね。
物置の選び方で迷った。
設置場所に物置用の基礎工事が必要な気がする。
そんな場合は遠慮なく、外構工事業者さんへ相談してください。
あなたのライフスタイルを快適にするお手伝いを、全力でサポートしてくれます。
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