「自分のところは関係ない」と思っていても、やはり気になるのが防犯対策。
おしゃれな外構だったとしても、不審者を発見しにくく、人目が届きにくいままだと、安心して暮らすことが難しくなります。
可能な限り、外構を考えるときには不審者が入りづらく、不審者が嫌う工夫を施しておきたいところです。
そこで今回は、外構工事専門のG-Stoneが防犯対策のポイントをあなたにお伝えしていきたいと思います。
1: 門や扉は見通し良く

お家の防犯を検討するとき、最初にきちんと確認しておきたいのが、あなたのお家の周辺部分です。
- 車通り
- 人通り
- 隣の建物
- 夜間暗くなるところ
このような周辺環境を確認することで、「ちょっと危ないな」と感じるところが見えてきます。
例えば、
お昼間は人通りがあるけれど、夜の8時を過ぎると門の前に人通りがなくなり、車も通らないので真っ暗。
このようなことがわかってくると、防犯対策をする方向性が明確になりますから、無駄な工事を依頼することもグンと減ってきます。
周辺環境を確認したら、あなたの敷地の境界線のことを検討してください。
如何にして不審者を境界線から内側へ入らせないか。
まずはここを工夫する必要があります。
- フェンスの高さ
- フェンスの形状
- 門の大きさ
- 門の重さ
それぞれ使われている素材によっても、内側からの見え方や、通りを歩く人からの見られ方が変わってきます。
シンプルで内側からの見通しが良く、外からはほどよく視線を避けられる高さや形状を見つけてください。
そして門や扉の鍵にも工夫しておきたいでところです。
普通のシリンダー錠だけではなく、リモコンキーやカードキーを組み合わせるなど、不審者が鍵を開けるのを「面倒だな」と感じるようなものを選んでもらいたいです。
もっとも良いのは、不審者にあなたの家を「選ばせない」ことです。
そのためには、お家の外側をしっかりと防犯して、あきらめさせることが先決です。
2: 駐車スペースも注意

お家の周辺の次に、防犯を検討しておきたいのが、駐車スペースです。
駐車スペースは車の出し入れが簡単な方がいいのですが、あまりにも簡単にするため開放的すぎると不審者が「簡単に入れそう」と勘違いしてしまいます。
そのためには車を出すとき入れるとき、一手間かかりますが
- 跳ね上げ式のゲート
- シャッター
を備えておくと大変安心できます。
シャッターも普通の商店によくあるシャッターではなく、内側から見えるグリルタイプなどを選ぶと、さらに安心できます。
3: ポストは意外な盲点

ポストは意外な盲点になります。
門や扉の鍵を厳重にされていても、ポストは簡単なものであることが多いです。
そのため、不審者から郵便物を盗まれるリスクがあります。
ですから、ポストには鍵のかかるものを選んでもらいたいです。
また、郵便物を入れる投函口から手を入れて盗まれないように、工夫されているものを選ぶと、安心度もアップします。
また、ポストに郵便物があふれないようしておきたいですね。
新聞やDMがたまっていると、不在をアピールすることになりますから、不審者に選ばれやすくなってしまいます。
不在が多いお家なら、宅配ボックスや郵便物が収まる大きさのポストを選ぶようにしてください。
4: 画面が見えるドアホンで安心

最近、新築されたところやリフォームされたお家に取り入れられているのが「テレビ機能付きドアホン」です。
玄関を開けなくて、家の中から訪問者を確認できますから、便利で安心です。
また最近では、留守にしているときの訪問者を録画するものもあり、不審者がチェックしにきていることを知る手がかりにもなります。
SDカードのメモリーに録画内容を保存することができるタイプもありますので、一定期間保存しておいて万が一に備えることもできます。
防犯面もさることながら、毎回玄関まで出て行くことや、門まで出て確認する必要がなくなりますから、立ったり座ったりするのがつらくなってくるシニア世代にも喜んでもらえると思います。
5: センサーライトで夜も安全安心

玄関や門は照らして明るくすると思います。
しかし、敷地の中はどうでしょうか。
明かりが届かないまま、暗がりになっている部分はないでしょうか。
こういった人目に付きにくい部分を不審者は好みます。
ですから、玄関アプローチや庭にも明かりを取り入れていただきたいのです。
また、勝手口や裏庭などには、センサー付きのライトを設置しておくと、人が通ったときだけ明かりが「パッ」と灯りますから、不審者もすぐに出て行くことでしょう。
6: 暮らしで出来る防犯ポイント

他にも知っておいていただきたい防犯ポイントがあります。
意外に「大丈夫だろう」と思いがちなのが、2階の窓への足がかりが家の周りにあることです。
エアコンの室外機や給湯器、デッキやテラスなども足場になる可能性があります。
外構工事を行うときには、一度確認しておきたいですね。
そして、配置を変更するなら外構工事の時、一緒に済ませておきましょう。
7: まとめ
快適で安全な暮らしを送るには、不審者にあきらめさせることが大切です。
そのためには、侵入に「手間」がかかるようにしておく。
外出していることがわからないようにしておく。
このような基本的なポイントを押さえておいてください。
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