新築するとき、外構工事の一つとしてガーデンルームを取り付けたい。
でも、本当に使えるのかどうかと迷っているあなた。
夏は暑いんじゃないかと考えているあなた。
洗濯物はいつもパリッと乾くんじゃないかと想像しているあなた。
外構工事専門のG-Stoneが、ガーデンルームについての迷いを取り除くべく、取り付けても失敗しないポイントと知っておいてもらいたい注意点をご紹介していきます。
1: ガーデンルームの魅力とは

ガーデンルームとは、一般的に知られていることから考えると
「日の光を取り入れながら雨が入らない部屋」
このようなものだと言えるでしょう。
屋根の部分から、壁の部分まですべてをガラスで囲った部屋もあれば、ウッドテラスに雨除けの天井と囲いを取り付けた部屋もあります。
どちらも室内に居ながら太陽の日差しを楽しむことができますので、気分的にも開放感に溢れ、リラックスできる空間として楽しむこともできるでしょう。
冬の季節でも太陽の光が強い日なら、ポカポカとした暖かさを感じることが出来ますから、一年中自然に近い気持ちよさを堪能することができます。
このようなガーデンルーム。
実際にはどのように活用できるのかを少し見ておきますと、
(1)洗濯干し場
実質的な活用方法ですが、花粉症に悩まされている方や、雨の日でも洗濯が必要な方には、ホントにうれしい活用方法だと言えます。
ガーデンルームの窓を開けなければ、花粉症やPM2.5の心配もほとんどありませんし、雨の日でも除湿器をガーデンルームに設置すれば、自然の光と温度、除湿器のパワーでパリッと気持ちよく洗濯物が乾くことでしょう。
(2)ダイニング
もっとも多い活用方法ではないでしょうか。
ダイニングの延長にガーデンルームを設置すると、食事をする場所を気分によって少し移動しただけで、いつもの暮らしに変化が訪れます。
天気の良い日のランチをガーデンルームで過ごすなら、気分もリラックスしながら、インスタ映えする写真が撮れるかもしれません。
(3)カフェ(読書)スペース
自分だけのスペースとして活用することもできます。
お子さんを送り出した後、一人静かに自分だけの時間を、日光がさんさんと降り注ぐガーデンルームで堪能する。
忙しい毎日の中で、ホッと一息入れられる空間は非常に大切です。
(4)趣味のスペース
ガーデニングや陶芸など、趣味のスペースとして活用することもできます。
床を水はけの良い素材しておけば、少しくらい汚れても簡単に洗い流すことができます。
(5)大切なペットの場所として
家族同然のペットのために、専用のスペースとして活用することもできるでしょう。
猫ちゃんならキャットタワーを置いてあげると、安心できるガーデンルームの内側から、きっとお気に入りの景色を楽しんでくれるはずです。
2: ガーデンルームをつくるときの注意点

メリットがたくさん見つかるガーデンルームですが、注意しておきたいポイントがあります。
(1)固定資産税
詳しいことは外構工事の専門家にお聞きいただけるといいのですが、ガーデンルーム(特にサンルームと呼ばれるもの)は、法律的には「増築」の扱いとなります。
増築ということは、今お住まいのお家よりも住む面積が広くなったということですから、毎年必要となる「固定資産税」がアップする可能性を含んでいます。
一方、「テラス囲い」という方法でガーデンルームを作った場合。
テラスは増設とはならないため、固定資産税には影響しません。
サンルームは基礎工事から必要な「部屋」。
テラス囲いはテラスを囲っているだけ。
この違いは耐震性や防音性、雨などへの耐久性に違いが出てきます。
どのようにガーデンルームを使いたいのかを考え、あなたのライフスタイルに一致した方法を選んでください。
(2)広さ
ガーデンルームは「あるだけでオシャレ」なものですが、適切な広さがないと「残念なデッドスペース」になってしまいます。
ですから最初に「どのように使うのか」をきちんと検討しておきましょう。
使い道がわからないままガーデンルームを取り付けても、外から見えるゴチャゴチャした倉庫になる可能性もあります。
(3)温度と湿度
ご想像の通り、夏に直射日光が入ってくると気温は上がります。
梅雨時期は、適切に換気ができないと湿度が上がります。
放っておくと快適になりにくいのがガーデンルームです。
夏なら日陰になるようにする。
梅雨時期には除湿器などを使う。
このようなことも視野に入れておけば、実際に生活で使うようになったときも、ガーデンルームがあって良かったと感じてもらえることでしょう。
3: ガーデンルームで失敗しやすいポイント

意外にも失敗の多いポイントが、雨漏りなんです。
例えばリビングから延長した場合。
どうしてもリビングとガーデンルームのつなぎ目がウィークポイントになります。
また、ガーデンルームにできた隙間から、雨漏りやカメムシ、蚊や小さな虫が入ってくることも。
自然の環境も考えてガーデンルームは選んでもらいたいと思います。
また、しっかりとしたガーデンルームなら「部屋」としての「サンルーム」を設置されるのがおすすめです。
もうひとつの失敗ポイントは、洗濯物が乾かないということ。
強い日差しがあれば乾くと思いがちですが、洗濯物は湿度を出す「換気」も重要。
洗濯干場として考えておられるなら、換気も一緒に考えておくと使いやすい部屋になります。
さらにもうひとつ。
これはどこも同じではないですが、サンルーム(部屋)として設置した場合、基礎工事の結果として床下に隙間ができることがあります。
この隙間、当然ですが雨は入ってきませんので、いつもカラッと快適なんですね。
そうすると、この快適空間に「野良猫さん」がやってくることがありまして、猫ちゃんは綺麗好きなんでココにおしっこするんです。
その結果、猫ちゃんは快適ですが、サンルームに居る人間には、おしっこのニオイが気になるという、猫好きなら許せるかもしれない失敗ポイントもあります。
この失敗ポイントは工事をするとき、業者さんに相談して床下に入れない工夫をしてもらうのが良いでしょう。
4: ガーデンルームの印象を変えるパーツ「窓」

ガーデンルームは快適性も必要ですが、やっぱり見た目も大事です。
そこでガーデンルームの印象を変えるパーツとして「窓」が重要なのを覚えておいてください。
窓の形によって、見た目が随分かわります。
- 引き戸
- 腰高の窓
- パタパタとスライドしながら折り畳める窓
- 片開きのドア
- クルクル回して開け閉めするルーバー
他にもバリエーションがありますので、カタログを見ながら選んでいただきたいのですが、窓が変わると見た目が変わることを知っておいてもらいたいです。
せっかくのガーデンルームなのに、外から見ると「まるで倉庫」な感じでは残念ですからね。
5: まとめ
ガーデンルームは外からの見た目にも、暮らしの中での憩いの場所としても生活に潤いと豊かさを運んでくれます。
リビングの延長にあるだけで、お家の雰囲気が上品になりますし、お住まいのあなたにも開放的な印象が加わることでしょう。
このような良い面ばかりに見えるガーデンルームですが、今回お話しました内容を参考してもらうなら、注意しておくポイントや、知らないままだと失敗してしまうこともあるのが分かっていただけたはず。
ぜひガーデンルームを取り付けようと考えておられるなら、この記事の内容を参考にしてもらいながら、ガーデンルームの施工に詳しい「外構工事専門業者」を選んでください。
ガーデンルームは「外枠」だけで出来てはいません。
サンルームにしてもテラス囲いにしても、何らかの形で地面と接触している部分の工事は必要です。
こういった基礎部分の工事は「外構工事」業者であるからこそ、水はけなど目立たない部分まで考慮した建築が可能なのです。
いつまでも楽しく快適なガーデンルームを、外構工事専門業者と相談して手に入れてください。
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