これからの季節、
- 庭で走って遊びたい
- 庭にビニールプールを出して遊びたい
- バーベキューしたい
お子さんをはじめ、大人も夏には庭で楽しみたいことが多いものです。
暑い中で飲むビールは特に最高なものです。
でも、この季節は注意しておかないと、突然おどろくようなことが起こります。
今回は夏に起こる「おどろく」ようなことを防ぐために、活用できる外構を紹介します。
目次
1: 夏に怖い熱中症と日射病

夏になると、新聞やテレビ、メディアを騒がすのが
「熱中症」と「日射病」
どちらも突然起こったように見えるので、まわりはびっくりすることが多いものです。
しかし、どちらも本人は前兆を感じていることが多く、
- めまい
- 頭痛
- ダルさ
など、身体的にいつもと違った症状を感じているはずです。
ただ、
- お年寄り
- お子さん
- アルコールを飲んだ大人
は、自分で気づきにくいことがあるので、まわりの人が気を付けておくことも必要です。
目の動きや立っている姿勢からも、安定感がなくなった印象が強まります。
もし、あなたの周りにこういった「いつもと違う」感じの人がいたら、対策してあげてください。
2: 熱中症と日射病の対策方法

熱中症や日射病の対策としては
- 水分補給をこまめにする
- 毎日の食事で塩分をほどよく取る
- 睡眠環境を快適にする
- バランスの良い食事で体力を付ける
- 気温と湿度に注意する
- 室内を涼しくする
- 麻や綿など通気性の良い服装を心がける
- 冷却グッズを活用する
ということが一般的に言われています。
まずは、各自が対策を取ることが先決ですね。
でも、もし、目の前で症状が出た人が居た場合は、意識があれば冷たい水を飲ませてあげてください。
スポーツドリンクなども有効です。
意識がないときは、涼しいところで横に寝かせます。
そして、電話で救急車を呼び、電話の向こうの救急隊員に、今できる応急措置を聞いて実行しましょう。
3: 外構としての熱中症と日射病の対策方法

今、お話したようなことにならないためには、楽しい場所であるお庭に「熱中症」「日射病」の対策を行っておきたいところですよね。
それでは、外構で対策できる方法を紹介していきます。
3.1: 定期的な打ち水と飲み水補給

外構ではありませんが、基本中の基本ですね。
飲み水の補給は、いつの時間帯でも気を付けて積極的に行いましょう。
水だけではなく塩分や糖分の補給の必要ですから、経口補水液を近くに用意して、こまめに取るように心がけてください。
また、日が傾いてきた時間を見はからって、打ち水するのも効果的です。
打ち水は、地面の熱を下げてくれますので、体感温度がグッと変わります。
3.2: アウトドアな雰囲気を満喫できるタープを活用

タープはアウトドア、特にキャンプで使われてきた「日差し」や「雨」から人や荷物を守るための屋根です。
外構専門のG-Stoneがお話しすることではありませんが、もし、お庭に日陰を作って楽しめるのか試してみたいならタープは最適なアイテムです。
というのも、タープはホームセンターでも簡単に手に入りますし、費用も他のものほどかかりません。
タープには様々な種類がありますが、紫外線と雨に強いものを選びましょう。
キャンプ用のタープなら、強度もさることながら、組立と片づけが簡単にできるように作られていますし、物置に直すときも小さく畳めるものが多いです。
3.3: 美しい装いパーゴラを設置する

「パーゴラ」って、何のことかわかりますか?
実はイタリア語で「ぶどう棚」を指した言葉なんです。
ワインで有名なイタリアがテレビで紹介されるとき、棚からたくさんぶら下がった「ぶどう」を目にすることがある、あの「ぶどう棚」です。
「ぶどう棚(パーゴラ)」をテラスの上に組むことで屋根の骨組みができあがります。その骨組みにぶどうをイメージして、パーゴラにつる性植物(日本ならゴーヤがお手軽ですね)を絡ませると美しく自然の屋根が出来上がります。
植物を使った日陰は涼しいものですし、目にも楽しいものです。
パーゴラの下にイスとテーブルを並べるだけで、手軽にアウトドア気分も楽しめます。
3.4: テラスに屋根をつける

ウッドデッキやタイルやレンガ、コンクリートを敷いたテラスがあるのなら、屋根をつけることをおすすめします。
屋根があることで、体を強い日差しから守れます。
また、雨の日でもテラスでBBQを楽しむこともできます。
テラス屋根には、光を取り入れるために
- 透明
- 半透明
- 白
の色をした屋根にすることが多いですが、このままでは夏に日光がおもいきり入ってきて暑いことは確実です。(女性の敵、紫外線も気になりますね。)
そこで、日差しの強い夏の間だけ
- 遮光シート
- 遮光ネット
などをテラス屋根に取り付けると、テラスに日陰もできますし、テラスから続いているお部屋の気温が高くなるのを抑えることができます。
3.5: まるでカフェなオーニングを活用する

オーニングとは英語で「日除け」「雨除け」という意味です。
その意味の通り、日本では建物の外側に「ひさし」代わりに設置してあるのを、カフェで見たことがあると思います。
オーニングは手軽に角度を調整できるので、時間帯によって角度を変え、日陰を増やしたり、西日が終わる時間にはオープンにすることで、室内に明かりを取り入れながら、開放感を楽しむこともできます。
オーニングを使うと、日差しの強い時間帯でも日陰が増えながら、風通しも良いので体にやさしい自然の風を感じることができます。
紫外線対策や目隠しにも使えますので、手軽に活用できるアイテムだと思います。
4: まとめ
夏の熱中症と日射病は、本当に怖いものです。
軽度なら少し涼しい家の中で休めば回復しますが、重症になると私たちでは手に負えません。
- 気分が悪い
- 吐き気がする
- めまいがして立っていられない
- 皮膚温度が低くなっている
- 体温は上昇しているのに汗をかいていない
こんな症状が起こっているのなら、迷わず救急車を呼びましょう。
くれぐれも夏の熱中症、日射病には注意して、暑い夏を健康に乗り切り楽しい思い出を作りたいものですね。
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