新築でもリフォームでも、カーポートを設置することは多いです。
そのため、様々なメーカーからカーポートが発売されていますし、ネットで探すと「どれを選べばいいのかわからない」くらい出てきます。
そこで、今回は横浜の外構工事専門業者である「G-Stone」が、あなたにぴったり合うカーポートの選び方を紹介していきます。
1: カーポートのメリットとは

カーポートのメリットを見ていきましょう。
(1)雨に濡れにくくなる
車に乗っているときは大丈夫ですけれど、車の乗り降りのとき雨が降っていると最悪です。
どれだけ車が進化しても、EVになっても、カーナビがついても、雨の日に濡れない仕組みは登場していません。
外出先ではどうしようもありませんが、自宅だけでも雨の日に車を乗り降りするとき濡れないようにしておきたい。
ですから、駐車スペースに「カーポート」をつけるのは「濡れにくく」なるのでメリットとなります。
ここで「濡れにくい」と表現しましたのは、カーポートは四方が囲まれていないから。
ガレージとは違い、カーポートは横や後ろが開いているので、そこから雨が入ってきます。
それでも、カーポートがないよりも、あった方が濡れにくいので快適です。
(2)フロントガラスが凍らない
冬の夜間、屋根のないところで車を停めた経験のある方ならわかると思います。
朝になってドアを開け、エンジンをかけて出掛けようとしたとき、フロントガラス(ひどいときには、サイドや後ろも)が凍っていて何も見えない。
ワイパーを動かしても変化なし。
車に良くないことはわかっていても、家からヤカンにお湯を入れて持ってくる。
この一手間、二手間がなくなります。
また、雪が積もりやすい地域でしたら、車に降雪しないので快適です。
(3)車が長持ちしやすい
停めているとき、直射日光や雨風、黄砂などが直接あたりにくいので、車が傷みにくくなります。
雨ジミなどもつきにくいので洗車も楽にできるでしょう。
2: カーポートのデメリットとは

次にデメリットを紹介します。
(1)見た目が良くない
カーポートのデザインや設置場所にもよりますが、ゆだんすると家の見た目が崩れてしまいます。
これはカーポートだけではなく、家の外側に設置する「エクステリア」全体に言えることなのですが、カーポートはどうしても面積の大きなアイテムなので目立ってしまうんですね。
どのメーカーさんも、ちょっとでもかっこいいカーポートを作ろうとデザインされているのですけど、お家のイメージと合うかどうかメーカーさんではわかりません。
家のラインや玄関アプローチの動線。
門や塀などのバランスと雰囲気を考えてカーポートは選びたいところです。
(2)柱によっては使いにくい
カーポートには、デザインや大きさ、重さへの強さによって柱の数が変わってきます。
2本で支えているものもあれば、4本のものもあります。
また、2本の柱も横に並ぶものと、後ろに2本あるものなど、カーポートの特徴によって変わってきます。
そこで、この柱の数と位置によっては、車が停めづらい状況が起こります。
柱の位置によっては、車の頭がカーポートよりも少し出てしまう。
後ろの柱が見えにくいのでぶつけそう。
カーポートはデザインのつぎに、どのような場所で、どのような車を停めるのかを考えておいてください。
せっかくカーポートをつけたのに「出し入れしにくくて大変」では、快適とは言えませんから。
3: カーポートが本当に必要ですか?

このようにカーポートはメリットとデメリットがあります。
そこで、考えてもらいたいことは、
「本当にカーポートが必要なのか」
ということなんです。
「今はまだ車が小さいし、子供もいないから要らない」
このような選択も有りです。
「子供が産まれたので、大きな車に買い換えるのを見越して選ぶ」
このような考え方は非常に賢い選択です。
私たちは外構の専門家ですから、お客様のご要望に合わせたカーポートを提案し施工させていただきますが、「今と今後」のライフプランに関してはお客様しかわかりません。
ライフプランやライフイベントを考えながら、専門家と相談してもらえると、より使い勝手の良い、お家に合ったカーポートが選べると思います。
4: 必要なら次のポイントを覚えてください

では、カーポートが必要だということになった場合、次のポイントを覚えておいて具体的に考え始めてください。
(1)将来を予測する
台数や大きさを具体的に考えておきましょう。
また、カーポートと合わせて、自転車置き場も考えておきたいところです。
家族構成が変わると車と自転車の台数や大きさは変わりますので、セットで考えてみてください。
(2)雪と風に注意
雨はまだ良いのですが、雪が積もる地域や風の強い地域の方は、カーポートが持つ「強さ」を検討項目にいれてください。
値段が安いからと弱いものを選ぶと、雪の重さに耐えられない場合もあります。
風が強くて倒れるということもあり得ます。
デザインは重要ですが、安全性が一番です。
(3)出し入れしやすい
カーポートに停めた車を一番使うのは誰でしょうか?
その方が使うとき、出し入れしやすいようになっているでしょうか。
カーポートのデザイン、柱の数や位置。
そして、カーポートを設置する場所を検討しましょう。
(4)コンセントや水道は大丈夫?
カーポートの近くにコンセントや水道があると便利です。
掃除機で車の中を掃除できます。
また、洗車するとき、近くに水道があると便利です。
ちょっとしたことですが、毎回家の中から延長コードで電気をひっぱるとか、家の中からバケツで水を運ぶのは面倒ですからね。
(5)デザイン
最初にも出てきましたが、あなたのお家に合うデザインか検討しましょう。
イメージが出てこない場合は、ご近所や新興住宅地を散歩して、あなたのお家に近いイメージの家を探し、どんなカーポートがついているのかを見てみましょう。
5: まとめ
カーポートは家の印象を変えます。
ですから、まずは「本当に必要なのか」を考えてください。
そして設置するなら、将来のことも視野に入れて、拡張性のあるカーポートを取り付けるようにしましょう。
外構専門のG-Stoneなら、これまでの経験と知識、施工事例を一緒に見ていただきながら、あなたが納得できるプランをご提案させていただきます。
カーポートの設置で迷われたなら、外構専門の業者へ問い合わせてみてください。
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