新築をご予定なら、お家以外にも外構(家の外まわりです)をどうしようかと一緒に検討されていることでしょう。
もしかすると、外構をハウスメーカーさんに丸投げでお願いするという方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、その決断、少し待ってもらえないでしょうか。
といいますのも、今回の話は、そんなあなたにもう一度よく考えてもらい、後悔しないお家の選択をしていただくための話なのです。
外構や気になる水はけまわりを得意とする神奈川・横浜のG-Stoneが、あなたにとって役立つ「外構工事」成功のポイントを紹介していきます。
目次
1: ハウスメーカーは外構を重視しているか?

新築を購入されるとき、多くの方はハウスメーカーさんから購入されることでしょう。
ハウスメーカーさんの場合は話が早いですし、展示場やモデルルームなども用意されているので、選びやすいことが要因になっていると思います。
しかし、ここで気になることがあるんです。
お家はハウスメーカーさんで良いと思うんです。
ハウスメーカーさんは「お家」を得意とする会社さんですから。
でも、ここで知っておいてもらいたいことは、お家は「家」だけで成り立っていないということです。
お家は「家」と「家のまわり(外構と言います)」で成り立っています。
だから、あなたが新築を持たれるご近所を今度の休日にうろうろと歩いてもらいたいのですが、その中には「家は良い」、でも「家のまわりがイマイチ」というところに目がいくと思います。
どうしてこのようなことが起こるのかといいますと、残念ながらハウスメーカーさんは「外構」や「エクステリア」の計画を重視していないから。
ハウスメーカーさんの下請けをされている外構工事の方を見ているとわかりますが、2~3日で一気に外構を仕上げるということもあるようです。
また、ご予算によっては「家」の方に予算を割り振り、残った金額だけで「機能門柱」をポンと用意して終わり、ということもあるようです。
確かに新築の予算は「家を建てる」ためと言えばそれまでですが、数百万円の買い物ではなく、数千万円の買い物ですから「お家」全体がバランス良く素敵な状態でなくて良いのかなと?
中には、お客様によって「家」に数千万円を掛け、外構は30万円でOK!
このような方もいらっしゃるでしょう。
これはこれで、30万円の外構が納得できる最高の選択なら問題ありません。
しかし、、、
ほとんどの場合、納得できる選択ではないはずなんです。
2: なぜハウスメーカーは外構を重視しないのか?

どうしてハウスメーカーさんは、家は重視するのに外構はあまり重視しないのでしょうか。
答は簡単です。
ハウスメーカーさんの売りたいものは「家」だから。
でも、お家って「家」だけで成り立っていませんよね?
- 家
- 土地の状態
- お庭
- 門や塀
- カーポート
- 玄関アプローチ
などなど
こういったものが全てバランス良く整ってこそ「快適で素敵なお家」になると思うんです。
また、このようにバランスが整っていないと、お家でリラックスして過ごしにくくなるでしょうし、ちょっと庭に出て楽しむという気にもなりにくくなります。
せっかく購入したお家ですから、いつまでもお気に入りの空間にしておきたいですし、ご近所や友人・知人から羨ましがられる雰囲気にもしておきたいもの。
間違ってもハウスメーカーさんと外構について一度も話をしていないのに、家のイメージイラストから勝手に外構プランが出てきて、そのまま工事入ったというのではちょっと危険。
家に合わせたイメージはもとより、生活していく中での使い勝手や将来への拡張性なども考えた、経験と知識をベースにした外構プランが必要になってきます。
3: ハウスメーカーさんの良いところ、そうでないところ

次に、ハウスメーカーさんのメリットとデメリットを見ておきましょう。
- なんといっても責任はメーカーが取ってくれる
最近はわかりませんが、一般的に考えると大手メーカーが倒産することはあまりありません。
- 外構業者とのやりとりをしなくていい
ハウスメーカーさんが一括で手配してくれますので、あなたが打ち合わせやお金のやりとりを調整する必要がありません。
- メーカーさんによりますが、あまり外構を重視していない傾向がある
- 予算の大半を「家」に取るため、外構に満足できることが少ない
- ハウスメーカーさんに頼むと、外構業者に頼むよりも、2~3割高くなる
ハウスメーカーさんから外構工事を頼むと、ハウスメーカーと工事業者とのやりとりや手数料が必要になるので、その分の費用があなたのところへやってきます。
同じ外構予算でも、ハウスメーカーさん経由で頼んだ場合より、外構専門の業者へ頼んだ方が、ワンランク上の外構を手に入れることができるでしょう。
どちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルや「家」へのこだわりで変わってきます。
4: 4つのポイントで見る「いつどこに」頼むと良いか

それでは、外構を外部へ頼むときのポイントを4つ紹介します。
(1)タイミング
家の設計と同時に外構業者さんを見つけて打ち合わせしていきましょう。
できれば家の設計が決定する前に、外構業者さんにも参加してもらって、外構工事と家とのバランスを確認してもらいましょう。
ハウスメーカーさんと「新築」を契約するのと同じ時期から、外構工事業者さんとも話をするのがベストです。
(2)見極める
外構工事業者さんと直接話をしてみてください。
そして、あなたが「信頼できそうか」どうか見極めてください。
2度、3度話をしてみて、毎回話が食い違うようでは信頼できません。
一貫した提案がないのも危険ですね。
(3)費用
外構費用に限度がないなら、ハウスメーカーさんに頼むのも良いでしょう。
でも、少しでも費用を抑えながら、よりよい外構にしたいということでしたら、外構工事専門の業者さんへ頼むのが良いですね。
ここは費用とのバランスになってきます。
(4)デザイン
デザインが全てではありませんが、やっぱり見た目も大事です。
ですから、外構工事専門の業者さんへ頼む場合は、これまでの施工事例を見せてもらいましょう。
どのような雰囲気の外構が得意なのかもわかりますから安心できます。
5: まとめ
外構工事は広い意味では「庭」です。
そして「庭」は毎日使うところ(通るところ)でもあります。
ご近所さんからも毎日見られるところです。
通勤中の方、通学中の方にも見られる部分です。
ということは、あなたの「家」のイメージを決める部分だといっても過言ではありません。
そんな大切な部分ですから、ぜひご自身が納得のいく状態にしてもらいたいと思うんです。
同じ費用でワンランク上の外構が手に入るのなら、面倒な打ち合わせや調整は、長い目で見れば大したことはないと思います。
新築の購入を本格的に検討し、そろそろハウスメーカーを決めようかと思っておられるなら、今が外構業者を探す最高のタイミングです。
「家」と「外構」という両輪をバランスよく回し、あなたが納得のいく「お家」を手に入れてください。
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