新築一戸建ての内装が完成し、最後に外回りが完成したとき、
「なんだか違う・・・。」
「こんなイメージじゃなかった。」
「使い勝手が良くない。」
と、失敗を感じ、残念な思いはしたくないことでしょう。
そこで今回は、外構工事で失敗しないためのポイントと業者の選び方についてご紹介していきます。
1: 住宅よりもなぜか力を抜いてしまう外構とは

一戸建てを手に入れるとき、
- 家の外観や玄関まわり
- 外壁の色やサッシの色
- 窓ガラスの性能や壁の性能
- リビングの間取りや取り入れる家具
- キッチンの形やフローリングの素材
- 廊下や吹き抜け、階段のデザイン
こういった、お家そのもの、お家の内側については、次のように家族みんながあれこれ考えるものです。
- キッチンはアイランド型が良い
- リビングにはテラスをつなげたい
- 部屋の内容にはかわいい色を選びたい
不思議なことですが、一戸建てという住宅を手に入れるとき、人はなぜか住宅の内側ばかりに興味を持ちます。
そのため、住宅の外側である
- カーポート
- 自転車置き場
- ゴミ置き場
- お庭のデザイン
- 門から玄関までのアプローチ
- 塀やフェンス
このような「外構」と呼ばれる部分が話に上がらないまま、お家そのものよりも話し合いがされず、施工会社にぜ~んぶお任せしてしまうことで完成したときに残念な思いをすることがあります。
確かに外構は、具体的にどうすれば良いのかわかりにくい部分です。
素材を選ぶにしても数が多いので、選ぶだけで疲れてしまうかもしれません。
そのため、わかっていても後回しになり、外構に力が使われていないのではないかと思います。
2: 外構工事が依頼できるところ

後回しにされ、お任せにされてしまいやすい外構。
では、外構工事はどこに相談し依頼できるのでしょうか。
(1)ハウスメーカー
お家を依頼されたハウスメーカーさんへ一緒に相談することができます。
この場合に気をつけておかないといけないことは、お家の設計と外構の設計は担当者が違う場合が多いことです。
そのため、お家の印象と外構の印象がちぐはぐになってしまうこともありますので「同じところに依頼しているから大丈夫」と油断せず、しっかり話が通じているのかをチェックしておきましょう。
そしてハウスメーカーさんに外構を依頼すると、スケジュールの調整や住宅ローンへの組み込みも一括して相談できます。
このようにハウスメーカーさんへ一括で依頼すると結構便利なのですが、デメリットもあります。
それはハウスメーカーさんの場合、外構工事は「外注」することが多く、直接外構工事業者へ依頼するよりも中間マージンとして100万円くらい高くなることが多いのです。
(2)造園業
造園業はお庭を作る専門家です。
そのため、重機や庭造りの経験があるので、外構工事を請け負っているところも多いです。
ガーデニングや、お庭に植える木にこだわりがあり、庭のデザインを優先したいのなら造園業さんはおすすめです。
ハスウメーカーさんの場合とは違い、中間マージンがありませんので、比較的費用が下がります。
しかし、お家を建てる業者さんと造園業さんの工事スケジュールを調整しないといけませんので、こういった一手間が必要となります。
(3)土木建築業
コンクリートやブロックを使った外構が得意です。
また、高低差のある土地に外構工事をすることも得意です。
費用も比較的安く済みます。
(4)外構専門業
戸建て住宅の外構工事を専門に行っている業者です。
わたしたちG-Stoneも、ここに入ります。
外構専門業ですから、使い勝手や特殊な材料などをご提案することも可能です。
また、G-Stoneに関して言えば、高速道路などの工事も請け負っていますので、お庭で気になる「水はけ」の処理は完璧です。
(5)ホームセンター
最近増えてきたのが「ホームセンター」です。
あなたも買い物へ行かれたとき、ホームセンターで外構の説明や見積もりをする受付があるのをご存じかと思います。
ホームセンターの場合、気軽に相談できますし、値段も比較的安い部類に入りますが、注意しておくことはハウスメーカーと同じく「外構工事を外注している」ということです。
当然、外注するということは中間マージンの分、費用が高くなりますし工事についての責任所在が曖昧になることもあります。
3: 一戸建ての外構で失敗が多いポイント

それでは、一戸建ての外構工事で失敗が多いポイントを紹介しておきます。
(1)自転車置き場
設置して失敗というより、自転車置き場を考えていなかったという失敗が多いです。
自転車はどこにでも置けそうに思いますが、入り口からすぐ目に付く場所にあると生活感が滲み出てきます。
せっかくおしゃれなお家と外構を手に入れたとしても、自転車の居場所がないために残念な印象になることもあります。
外から見えにくく、出し入れしやすい場所を見つけましょう。
(2)カーポート
こちらを忘れることは少ないのですが、駐車する車の大きさを忘れていることがあるようです。
それも、今乗っている車ではなく、2~3年先に家族が増えたときやお子さんが大きくなったとき、乗り換えるかもしれない車の大きさを忘れているという場合があります。
せっかく新築でカーポートをつけても、2~3年で車を変えたときに使えなくなるのではもったいないですね。
近い将来までをイメージして、少し広めに場所を確保しておくと安心です。
(3)水道
カーポートで車を洗いたい。
庭に水を撒きたい。
こんなとき、台所やお風呂からバケツに水を汲んで運ぶ。
というのは、やりたくないですね。
外構を考えるときには、必要ないかもしれないと思いがちですが、カーポートの近くやガーデニングをする場所の近くに水道を設置しておきましょう。
(4)電気
水道を同じです。
特にカーポート付近にあると大変便利です。
車内を掃除機で簡単に掃除できますので、コンセントはホント便利です。
また、ベランダやバルコニーにも一つあると、バーベキューやグランピングを楽しむときに重宝します。
毎回リビングから延長コードを引っ張るのは、、、やめたいですよね。
(5)ウッドデッキやテラス
あるとおしゃれです。
しかし、どちらも広さを考えておきましょう。
というのも、狭いと使わないことが多いのです。
ただの物置と化してしまい、おしゃれなデッキやテラスがもったいない。
テーブルとイスを並べてくつろげるくらいのスペースは最低限欲しいところですね。
4: 外構工事を失敗しないための業者の選び方

外構工事を失敗しないためには、先ほどお話したことを的確にアドバイスしてくれる業者かどうか。
流行のデザインやエクステリアを並べるだけではなく、5年10年と使い続けられる作りや、ストレスなく使える外構が必要です。
デザインも大事ですが、外構は使い勝手が一番大切です。
ちょっとしたアドバイスで使い勝手が大幅に変わります。
あなたが生活する視点で提案してくれる業者を選びましょう。
5: まとめ
外構工事は後回しにされやすい部分です。
しかし、お家は「家」と「外構」が組み合わさってはじめて完成するもの。
どちらかだけではバランスの良い一戸建てになりませんし、快適な暮らしを送ることも難しいでしょう。
ですから今回お話しました内容を覚えておいていただき、忘れがちで後回しにされやすい外構工事にも注目してもらいたいのです。
もし、あなたがこれから一戸建てを手に入れ、外構工事はどうすれば良いのかと悩んでおられるなら、外構工事専門のG-Stoneへご相談ください。
電話セールスや無理なセールスは一切いたしません。
あなたのお話をお聞きし、私たちが自信を持っておすすめできるご提案をお届けさせていただきます。
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