テラスは多くの人のあこがれではないでしょうか。
そしてテラスがあるだけで、暮らしに豊かな雰囲気が増してきます。
家族が一緒に過ごすスペース。
友人とのおしゃべりにも。
ちょっとしたパーティーなんかも。
テラスは、ひとりでのんびり日光と風を感じながら読書してもいいですし、友人・知人を集めて社交の場として活用することもできます。
今回は、外構工事の中で、家のイメージを変えるくらいインパクトのある「テラス」について、お話していきます。
1: あこがれのテラス

あなたは「テラス」と聞くと、どんなイメージを頭の中に描くでしょうか?
「のんびり快適に過ごせるスペース。」
テラスと聞いて、1番にイメージするのは、こんなイメージが多いと思います。
友人や知人とのパーティーにも使えますが、多くの方は「のんびり派」なのではと思います。
テラスとは、室内と扉などでつながった、地面よりも1段高く設置されたスペースのことです。
テラスの床には
- レンガ造り
- 石畳
- ウッドデッキ
などが人気です。
また、テラスに屋根をつけると、梅雨や台風の多い季節も、雨の心配をすることなく洗濯物が干せるという利点もあります。
そして、テラスは家の印象をガラッと変える力を持っています。
2: テラスの素材を知っておこう

テラスの床には、お話ししましたように
- レンガ造り
- 石畳
- ウッドデッキ
があります。
その中でも、ウッドデッキは一番人気です。
天然木の風合いは、触れているだけで気持ちを落ち着かせてくれます。
また、今は、天然木に限りなく近い「人工木」のウッドデッキも存在しています。
人工木のウッドデッキは、プラスチック樹脂と廃材を使ったウッドチップを混ぜて作られています。
そのため、何度でもリサイクルができるので、環境にやさしいのが特徴です。
天然木とは違い、紫外線や雨にも強いので、天然木のように劣化することがほとんどありません。
いつまでも美しいまま、メンテナンスも水洗いだけでOKという簡単さから、人気のあるテラスの床の素材だと言えるでしょう。
また、テラスの床に使われる素材は、アレルギー体質の人にも安心なものが多いため、誰もが楽しめるスペースを作ることができます。
3: テラスの屋根の形状は大切です

テラスに屋根をつけると、また雰囲気が変わります。
テラスの屋根はインパクトが強いため、形状を選ぶときは慎重に決めてください。
テラスの屋根には
- フラットタイプ
- カーブタイプ
の2つがあります。
どちらを選ぶかは、家とテラスの床とのバランスで決めることになりますが、最初に考えてほしいのは、住んでいるところの気候の特徴です。
- 雪が多い
- 雨が多い
- 日光が強い
地元の外構工事業者なら、気候の特徴にあった屋根の形状と素材を教えてくれるでしょう。
テラスの屋根は飾りではありませんので、強度と快適性が大切です。
まずは気候の特徴にあった形状と素材を決め、それから家とテラスの床とのバランスで選ぶようにしてください。
4: テラスの雰囲気を決めるのは屋根の色

テラスの屋根は、外から目にすると、面積が広いものです。
ということは、外から見ると「非常に目立つ」ということです。
選ぶ色によって家の印象がガラッと変わりますし、上手に色を選ぶとテラスがいっそう引き立ちます。
そして、家全体の雰囲気も変わり、道行く人の目を楽しませることもできますよね?
では、どのような色が人気なのかをお話します。
木目調の屋根は、まさにカフェやリゾート感が満載です。
おしゃれな雰囲気と、落ち着いた雰囲気の両方を演出してくれるので、人気になっても不思議ではありません。
木目調のテラスの屋根は、カフェに多い「ブラウン系」が主流ですが、欧風な雰囲気に合う「ホワイト系」もあります。
シンプルでモダンなお家には、ステンカラー系のテラスの屋根がぴったりです。
スーツとシャツとネクタイをコーディネートするのと同じように、家のサッシやカーポート、玄関などから色を拾って合わせるようにすると統一感がでます。
シンプルなお家に、スタイリッシュなテラス。
住んでいる人のセンスが見えてくるコーディネートと言えるでしょう。
定番のブロンズ系は、候補から外せませんね。
和風住宅にも合いますし、木目調とも合います。
汚れが目立ちにくいのも、定番人気の秘密かもしれません。
日本の建築であれば、ほとんどのテラスに合うのが「ブロンズ系」。
迷ったら、まず「ブロンズ」でイメージしてから、他の色を候補に入れていくといいですね。
5: まとめ
テラスはあるだけで、家の雰囲気が変わります。
また、暮らす人の余裕も変わることでしょう。
忙しい日常の中で、ほんの5分でもテラスでゆっくりくつろげると、次の行動を起こしやすくなります。
ご家族のライフスタイルに合ったテラスを選んで、家族全員が楽しめる特別な場所を作ってください。
コメントを残す